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「老後に二千万円」の誤解と対策 共働きの強みとは

世の中の言説には重大な「すり替え」がある。大事なことは「老後に早めに備える」こと

日経DUALの読者の皆さん、こんにちは。4歳の娘と6歳の息子を共働きで子育てしながら、毎日必死なイクメンFP、ヤマサキです。家事・育児に関わる時間は、少なくとも年間1500時間! 本連載ではイクメンFPとして、「子育てとお金」と「男の家事・育児のやり方」をテーマに、基本的には毎月交互に展開していきます。今回は、「老後に2000万円必要」問題について考えます。

「老後に2000万円必要」で不安になった人に伝えたいこと

 「子育てとお金」と「男の家事・育児のやり方」の2テーマを交互にお送りする当連載ですが、今回は前回に続いて「マネー編」をお伝えします。というのも、「老後に2000万円必要」という報告書のニュースについて、DUAL読者の皆さんにどうしても伝えたいことがあるからです。

 現在、金融庁が作成した「老後に年金収入以外に2000万円の資金が必要」とする報告書をめぐって議論が繰り広げられていますが、実は私の専門は「老後資産形成」です。そのために家計の改善だったり、資産運用の知識を提供したり、公的年金の正しい理解を啓蒙したり、本を著したりしています。

 今回の件では、あまりにもいい加減な話がまかり通っていて、多くの人が誤解したり、無用な不信感を抱かされていたりしているように感じています。そこで、「老後に2000万円必要」の誤解と、正しい対策について考えてみたいと思います。実は、共働きで子育てを頑張っているDUAL読者は、この問題については半分以上準備できているかもしれないのです。

DUAL読者は既に老後資金の準備ができている?
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